2024.03.16
今月は、就労支援A型施設で働く南下さん(48)をお招きして、
今を生きる若い人たちへと題してお話しいただきました。
支援学校を卒業して約10年間、向日市の通所施設で生活をしていた南下さんは、
当時、仲間の方たちと親御さんの同行なしでディズニーランドへ旅行を計画、
反対の声もあったなか、無事にみんなと行けたことや、今も旅行や食べ歩きが趣味であることなど、
プロフィールに綴られる自立生活への思いは参加した若者に響いた様子。
「最低でも月に10万円は必要なんですよ」と南下さん。若者たちへこんな質問を投げかけます。
「もし、5万円をもらったら何に使いますか?」。趣味のものを買う、なにか食べたいものを買う。
返ってきたこたえは至極当然のもの?!だったんですが、
南下さんは、もちろんそれはいいですけど、上手に計画すれば遠くまで旅行もできるし、
生活に必要なものも買えますよと。
つまり生活感覚を養うことの大切さ、さらには様々な情報をしっかり知っておくことの必要性を、
問うてくれたんですね。同じ買い物でもポイントが貯まる買い方や、割引時間帯に買い物することで、
例えば、明日のお昼ご飯を節約できるなと、身近な生活感には説得力がありました。
今は実家暮らしの南下さんは、グループホームなどの共同生活にもそれぞれに自由生活を実現するために、
ネットワークづくりや情報収集は欠かせないことを教えてくれたと思います。
今を生きる若者たち、そして大人にも通ずるものではないでしょうか。
今度はさんど会、お料理教室?!もやってみたいので、南下さん、ぜひいらしてください(笑)。
日 時/2024年3月16日(土)
会 場/ころぽっくるの家2階プレールーム
さんど会のお問い合わせは下記へどうぞ。
TEL&FAX 0774-34-2382
sandokai@asile-sya.com