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はじめに
子どもは、個性豊かで柔らかな人格をもって生まれてきます。彼らは、人の遺伝子の継承者であり、同時に環境的・社会的・文化的な存在でもあります。
子どもは、今/ここの世界でそれぞれの物語を生きています。発達に定型/非定型も、正常/異常もありません。子育てには「取扱説明書」はないのです。
子どもは、6、7歳になれば、自分がしたいことを後回しにする力(自律心)を持ちます。そして、障がいがあろうとなかろうと「好きなことを好きな人と一緒にする」意欲があれば、自立(自己実現)への第一歩を踏み出せるのです。


ころぽっくる流子育てのツボ2010年版 


○ 子育てのツボ
親の心配りは、「ほほえむ:ほめる:しかる=5:3:2」の配分で。
子どもの「受容」と「しつけ」は、「優しくしかる」ことから始まる。
親離れ/子離れのタイミングは、子育ての「しつけ糸」を取る時です。
親の心構えは、こんき(根気)、のんき(呑気)、どんかん力(鈍感力)。

○ 子育ての5つのテクニック
① いつも/ほめてもよいが/おだててはいけない
② たまに/しかってもよいが/けなしてはいけない
③ 時々/なだめてもよいが/むやみに謝ってはいけない
④ 時たま/そらしてもよいが/無視してはいけない
⑤ 時に/甘えさせてもよいが/甘やかしてはいけない

○ 基本的対人関係づくりのための6つの言葉
① <思いやり>の「おはよう!」「げんき!?」
② <感謝>の「ありがとう!」
③ <寛容さ>の「よしよしよし!」「それでいいよ!」
④ <批判>の「メンメ!」「だめ!」
⑤ <合図>の目くばせ、うなずき
⑥ <身体接触>のだっこ、タッピング、手をつなぐ

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